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コンステチューション

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モデルシップウェイ社製(アメリカ)の最高グレード、USSコンステチューションです。      とにかくこのキットは、図面が素晴らしいです。                             最初に箱を開けた時には、余りにキール(人体でいえば、背骨)とフレーム(肋骨)が湿度でグニャグニャしてまして、アメリカと日本で、そんなに気候も変わらないのに、落胆しましたが、が、、、よく見てみると、とんでもない精巧な図面、初めて見る作成の説明書まで分厚く、図解盛りだくさんで解説してあり、前回のコレール社よりも数段上で、本物の帆船が出来そうなくらいの最高のキットです。

それに完成して、わかったことは余分材料もたくさんあるので、ほんとに親切です。         ですから、キールとフレームの曲がりなんて気にならなくなりました。              船底の水没部分は外板塗装後、銅板を2000枚ほど貼り付け実物同様にし、甲板の板一枚一枚に6個所の杭を、つまようじを差し込んで表現。                              マスト一本にしても相当な細かい部品を作成し、ヤードに関しては、たった一本でも100以上の部品(ヤード上にある帆とヤードを繋ぐガスケットが途方もなくたくさんで細かすぎました)を使い詳細まで再現しました。(出来上がって黒に塗装したら、なにも気にならないゴミみたい部品でした。)                                                      

気に入った材料が無い場合は何年もかけて探して、それを試作しては、失敗し、試行錯誤の連続。                   ネットの実物の写真を見ては、作成しても思うように出来なくて、何年もほったらかしてましたが、 ようやく船体が完成し、初めてのセール(帆)の制作になり,またしても難関の連続でした。    

セールの図面もほんと本物と同じ図解なので、その通りに作成しようとしても、出来上がりは、見せられないものばかりで、男なのに何度も手芸屋さんに通ったり、一人では恥ずかしくて、カミさんと一緒に行き、コンピューターミシンのカタログを見て、理想の縫い目ができるミシンを探しまくったのを覚えてます。                                          長い長い闘いの作品。 この作品はショーケースに入れてますが、セールをすべて張ると、デカすぎて入らなくなるので、そのうちFULLにセールを張った写真を撮影したのち、また元のこの状態にして永遠にケースに保管使用と思います。                                             

もう、猫と戦争しても勝てませんから。これだけは壊されたら、泣いてしまいそう。